最近、がん性疼痛の薬剤が新しく日本でも使えるようになり、その治療方法に変化と広がりを見せつつある。今回、がん性疼痛の治療では日本の第一人者であります佐賀大学の緩和ケア科教授の佐藤英俊先生をお迎えし、新しいがん性疼痛の薬剤に対して講義をしていただきます。トラマールカプセル(神経因性疼痛にも効果がある鎮痛薬)やフェントステ−プやアクレフ(口腔粘膜吸収がん性疼痛治療薬)、オキシコドンの注射薬など、最新のがん性疼痛の治療薬の効果とその使い方を聞くことができます。 佐藤先生は、佐賀大学附属病院でこのような新しい薬剤を使うことにより、従来のオピオイド薬剤の使用が減少し、がん性疼痛の治療薬剤の傾向が変わったと述べています。極めて、有用で最新の情報が聞ける講義でありますので、ぜひ、多くの方の参加を希望します。
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