挨拶・会の紹介


     趣 意 書 
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 現在、日本人の約3人に一人が癌で死亡する時代となりました。このため、医療現場では多くの癌終末期患者を取り扱う事が多くなています。癌終末期患者の治療が有効でなくなったとき、その患者と家族の嘆き、苦しみは大きいものがあります。また、医療者もそれらの事態に対してどのように対処すれば良いのか分からず、混迷の中にいます。
 これら患者さんに対する緩和医療は未だ広く普及しているわけではなく、各施設間でもその緩和ケアに対する認識や知識には差があります。大分では約3200名ががんで死亡しており、その85%以上はこれら一般の病院で死亡しており、緩和ケアの普及は急務と思います。、
「大分緩和ケアの夕べ」は、このような末期がん緩和医療の抱える諸問題について、同じ土俵にあがり、緩和ケアをお互いに前進させていくために発足しました。とかく閉鎖的と考えられてきた医療の現場の問題を、各施設のみで解決するのではなく、お互いに交流を深め勉強会を開く事で、より良いケアのあり方を考えることを目標としています。 本会は、今も死と直面されている患者さんやそのご家族への具体的な援助を考え、実践していく場にしていきます。またこの活動を通じて社会への啓蒙をはかる一助になることを願っています。
 医療従事者はもとより、この問題に関心をお持ちのさまざまな立場の人たちが参加されることを、心からお待ちしています。

                                                大分緩和ケアの夕べ
                                                代表 山岡 憲夫



名 称 :  大分緩和ケアの夕べ
 
後 援 :  大分県緩和ケア研究会
大分県薬剤師会
大分県医師会
大分県看護協会
 
事務局 :  やまおか在宅クリニック
 
対 象 :  原則は、医療従事者
(医師、看護師、薬剤師、MSW、臨床心理士、栄養士、PTなど)
 
開催場所 :  アステム大分本社 4階大会議室(2回目以降)
※都合により変更することがあります。
開催時期 :  2か月に1回第3水曜日(19:00〜20:30)
 
内 容 :  講演と事例検討会