次会のお知らせ


 第12回 ”大分緩和ケアの夕べ”
   <日本医師会障害教育制度適合集会>




<講 演>

  『 スピリチャルケア:こころのケアとは
    〜 宗教と医学の協力、老病死の受容 〜 』



    演者:田畑 正久 氏 (佐藤第二病院 院長、飯田女子短大(看護科) 客員教授)


    座長:藤富 豊 氏 (厚生連鶴見病院 副院長)





    日 時 : 平成19年8月22日(水)
           19:00〜20:30

    場 所 : 
アステム 4F 大会議室
           (TEL: 097−543−2111)


    会 費 : 500円

    対 象 : 医療従事者 


要 旨 :  現代人は、120歳を超えた人はいないから、死ぬことは避けられない。死の不安はいくら宗教であっても越えられないと考えています。確かに量的な時間の制限は必ずあります。いかに体力、財力、知力に優れていても120歳を超えて生きる人はいないでしょう。
 仏教が生死を超える道として教えてくれていることはどういうことであるか、ちょっと耳を傾けてみませんか。科学的合理主義を誇る現代人は、「今」「今日」を十分に受け止めて生きているでしょうか。一瞬に過ぎ去るような「今」を受け止めることができないでしょう。その一瞬を受け止める智彗の世界、はからいのない世界、無我の世界で、「今」「今日」を受け取るとき、今に完全燃焼して、「足る」を知る世界に導かれます。その結果、いつ死んでもいい、いつまで長生きしてもいい、お任せを生きる世界をたまわるとき、「今」「今日」質的充足に導かれ、量的な長さを超えていくのです。


共催 :  大分緩和ケアの夕べ
協和発酵工業株式会社
ヤンセンファーマ株式会社
後援 :  大分県緩和ケア研究会
大分県医師会
大分県薬剤師会
大分県看護協会